ひざ関節全置換術は、関節の損傷した骨と軟骨をポリエチレン(プラスチック)及び金属製のコンポーネントに置き換えることを目的とした手術です。 大腿骨と脛骨は、大腿骨コンポーネントおよび脛骨ベースプレートと呼ばれる耐久性の高い素材でできた部品に置き換えられます。.
大腿骨コンポーネントと脛骨ベースプレートの間にはポリエチレン(プラスティック)製のインサートと呼ばれる部品が埋め込まれます。このインサートは軟骨の役割を代用し、大腿骨と脛骨間のスムースな動きを助けます。
50年近い歴史を持つ人工ひざ関節全置換術は、重度のひざ関節症に対して、とても有効で安全な治療方法として一般的に行われています。 世界中で年間約100万人の患者さまが人工ひざ関節置換術を受けています。 人工ひざ関節置換術を受ける事で以下のような恩恵を受けられる可能性があります:
これまで悩まされていた、ひざ関節の痛いが軽減します。全くなくなることもあります。
股関節が楽に動かせるようになり、本来の可動域が回復できます。
日常の活動が痛みや動きにくさによって制限されることがなくなります。