Minimize Complexity,
Maximize Versatility
数千に及ぶ大腿骨遠位形状のデータの解析結果に基
づきインプラントの設計を行いました。
この解剖学的な形状により、膝蓋骨とのインピンジメントを防止しつつ、適切な設置位置とインプラントサイズの選択を可能としました。
屈曲位方向に傾斜させた後顆骨切り面とアングルドペグによるウェッジ効果で、初期の安定性が向上し、屈曲時に発生する力によるインプラントの脱転の防止が期待できます。
屈曲位方向に後顆の骨切り傾斜させたことで、骨切り量の減少をはかりつつ、屈曲時の接触面積を確保しています。
大腿骨の骨切り面とペグの位置は全サイズを通じて共通となっており、手術中のサイズ変更などへの対応が容易で、手術器械が簡素化されています。
矢状面のマルチラディアス形状により、自然なキネマティクス、可動域の改善、大腿骨の自然な”ロールバック”の再現が期待できます。
左右非対称のデザインにより、全可動域を通じてエッジローディングを防止します。
脛骨トレイにかかるストレスを低減し、動きを矯正せず、患者固有のキネマティクスを再現します。